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ゴジラファイナルウォーズ ポスター版 
(バンプレスト製プライズ品改造)
原型師/酒井ゆうじ  2004.10.7完成

2004.9.12.「製作開始」

バンプレスト製プライズ(景品)ゴジラ
日本橋の玩具ショップで購入、改造。
ポスター版はバンプレゴジラに似ていません?
誰かが改造して作ると思っていたのですが、見かけなかったので、
早いもの勝ちとばかりに製作開始
(ポーズ変更)
ソフトビニール本体に、レジンキャストを流してポーズ変更。
レジンをソフビに流すと、固まる時に熱が発生。
するとソフビが柔らかくなってポーズが変えやすい。
文章では簡単に書きましたが、これ固まる時間が1〜2分。
一発勝負です!注意点はレジンを漏らさない事。
何度もレジンを少しづつ流しポーズ変え。
その後パテ盛、歯の作り変えで塗装。
はワンダーパテで製作。
一本づつパテを細短く円柱にして先を細める方法。
爪楊枝、プラ棒の削り出しよりも時間も、太さ加減も簡単。
 
 
 2004.9.17「ソフビ変形防止対策」

バンプレゴジラは、ソフビの収縮は大きく全体に細くなって頭でっかち。
レジンを流すときに、アイスクリームについていた木製のスプーン?
をはめ込んで、体を横に広げて頭とバランスをる。
左腕は少々下げて、足も少々広げポスターのイメージに。
体内全体にはレジンを流していますが、
軽くする為固まる直前に少々まわす。
これで全体に薄くレジンが張り付いて、中空レジンキット風
これで、熱によるへたり防止対策。今回は発泡ウレタンを流してまへん。
プライズ品の為、ソフビの肉厚も薄く熱によるへたり防止は必要でっせ〜

2004.9.23「ベース製作」

ベース製作に取り掛かりました〜。
波打ち際に立つゴジラなんで、半分は海。
何時ものように、発泡スチロールと軽量紙粘土で製作。
石畳?風に発泡スチロール配置。
紙粘土で覆っています。海の部分も紙粘土ベースの合板に擦りつけ
(樹脂漏れ注意)この上から鉄道模型用の水の元の樹脂を流す。
今回ベースは、建築用廻り縁をカットしてぐるりに回してみました。
角を45度にカットするのは難しいのですが、出来上がると中々でっせ〜。
角の突合せの部分は中々ピタット納まりませが、木工パテで隙間埋め。
誤魔化しとります(汗)毎回最後にベースを塗装して苦労してますが、
ようやくベース単体完成時の塗装の方が簡単だったと理解しました(笑)
 
2004/9/28「ベース製作2」

ベース木枠内部は15mmの角棒を内部に回して、
補強兼、床合板受けにしています。
合板は12mmの一般呼称コンパネと呼ばれる材料。

2004.10.4「ベース製作3」

波は、鉄道模型用の樹脂製製品を流し込んみましたがみごと失敗(泣)
原因は、流し込んだ後波の形にするために樹脂を火であぶるのですが、。
その火が100円ライターを使用したものですから、樹脂が溶けない。
結局上から、クリヤーレジン
波はリキテクス製のジェルメディウムで再現。

高波は発泡スチロールに変成シリコン(建築外壁補修材)
一部プラ棒を差し込んで、変成シリコンで盛り付けて波しぶきを再現。
所々デブコン2液混合エポキシクリアーでアクセント。
炎は下地発泡スチロール。

変成シリコン:従来のシリコンと違って上から塗装可能の優れもの。
コーキング材と呼ばれる材料。他にはアクリルウレタンもあります。
値段は変成シリコンが一番高く、次にシリコン、アクリルウレタン。
ウレタンも塗装可能ですが、シリコンに比べれば耐久性が劣る!
・・・模型には関係ないですね(笑)
 
 
(ゴジラ背びれ塗装)
背びれは、ラッカークリヤー系の混色でポスターのブルー系に。
上からホワイトパール吹きつけ。デブコンエポキシクリヤー接着剤塗り。
塗り重ねて透き通った背びれ風にしたかったんですが
・・・中々上手く出来ん。

2004.10.6「ベース製作4」
プレート製作しました。
ワンフェスで山田卓司氏の素晴しいジオラマを見た時、
「ベースやプレートまでしっかり作ってるんや〜」と感激。
そんな感想を怪物屋の吉尾さんに話した時にも、
「AFV系のジオラマ、ビネット(360度眺められるミニジオラマ?)
を作る方はベースもしっかり作るんだ〜」
と聞きました。
以前よりあんまりベース、プレート製作はキット作りで
手が回らなかったので、
あまりベースの仕上げに手を掛けていなかった(反省)
今回は、怪物屋さんが作るベースのようにしっかり仕上げ!
プレートは真鍮板4mm釘も真鍮
文字はパソコンで加工デカール製作貼り付け。
(アルプス製マイクロドライプリンタ使用、現在絶版品です)
炎はリキテックスジェルハイソリッドを塗っとります。
このジェルは白色ですけど、乾くと透明。油絵の具の盛り付け用。
塗料と混ぜると、このように蛍光オレンジ系のジェルになる。
リキテックスの蛍光オレンジと、蛍光イエロー、蛍光ピンクの混色
材質は歯磨き粉のような感じで使いやすいです。
色々面白い材料があるもんですね〜、850円〜。

(ゴジラの眼の塗装)
今回はエアブラシで描いてみました。
これがしたくて吉尾さんにノズル2mmのエアブラシはどこが良いですか?
と聞くと「瞳位なら、3mmで充分だ〜。ほらこうするんだ〜。」
と教えて貰うと、ほんと簡単。ありがとうございましたm(__)m
ポイントは、瞳に引っ付く位エアブラシを近づけて塗装ちゅう事でした
目下地色はフラットブラック、上からブルーを塗り、真ん中は黒。
光彩も書いてみましたが、怪物屋の皆さんのように上手くは書けん。
しあげにデブコン2液混合エポキシクリアーをちょこんと乗せています。
 
 
(爪、歯)
ラッカー白にクリヤーイエローを混色吹付け。
根元上はブラウン系を薄く吹付け。
根元は体色の基本色ラッカー(下記参照)を吹付け

(ゴジラ塗装)

体色下地はイリサワ製Vカラー使用モンスターブルー
歯、口内、爪も同社のアイボリーを下地に塗っています。
口内は、Mrカラーのラッカー塗料クリヤーオレンジを塗った上から、
クリヤーレッドを塗り重ね、
デブコン2液混合エポキシクリアーをアクセントに使用。
体色の影の部分は、ラッカーの艶消し黒を薄く吹く。
その上から、クリヤーブルーにクリヤーイエロー、
クリヤーレッドを混色
した塗料で塗り重ね、
体色を青黒く仕上、
下半身はスケール感を出すために塗り重ねて若干黒く仕上げ。
この色を基本色にしています。
その後タミヤ製エナメル塗料のグレー系でドライブラシ
頭部、肩、尻尾上部は特に白くドライブラシ。
ドライブラシ完了後に刷毛目を隠す為、基本色を吹付け。
パステルでアクセント、定着の為ラッカーフラットクリヤー吹付け。
 
 
 (製作して)

製作当初簡単改造にするつもりで製作。でも作って行くうちにどんどん簡単製作ではなくなってしまった。
主にモールドの修正、背びれ廻りの取り合い修正等。つなぎ目も消すのは大変。
それでもポスター版とは同じポーズにはならなかったです。
ポスター版との違いは、首の曲げの角度。同じポーズにするとかなり不自然になります。
平面と立体の違いですね。背びれの部分も、もっと広がって配列も違います。
これを再現しようとすると背ビレ全部切り離し、最悪スクラッチ!これは最初からする気はなかった(汗)
手を出すと、多分クリヤーレジンで複製、電飾までしていまいそうな気がして完成しなかったかも?
尻尾も付け根から曲げないといけなかったみたいですが、切り刻むと強度が弱くなって補強が必要。
この部分はレジンの熱を利用しても、太すぎて上手く曲がりません。
歯もポスター版は先の丸い太短い形、元のソフビの歯が似ている気がする
これはオリジナルにしています。

完成して眺めてみると、裏面よりも側面、正面の方が断然かっこいい。
腕が悪いのからこうなったのか?平面からの立体を再現するのは難しい。 
2004/12/16

ポスター版をゴジラファイナルウォーズの北村龍平監督へ
進呈する事ができました(嬉)
 
   
   




         


ゴジラファイナルウォーズ
 ポスター版2
  

(バンプレスト製プライズ品改造)
原型師/酒井ゆうじ  2004.12.19完成

これは劇場で展示用に急遽2体目製作しました。
大阪ナビオTOHOプレックスにて
「ゴジラファイナルウォーズ」映画公開期間展示

横の写真がその時の様子。

前回の作品はできるだけポスター版に近づけ、
今回は、自分のアレンジ版みたいな感じです。
・・・あんまり変わらん?
体全体にパテを盛っていますから、モールドが深い!
歯を前回よりも太く作り変えています。
背びれも並び替えて横に広げてます。
  
製 作 日 記
2004/10/22
この前の神戸WFHにてG-tempest渡辺さんと話した時に、
改造したバンプレスト製ゴジラのについて
「このソフビのモールドはも一つですよね?」と聞かれました。
「確かに30cmとしては・・・でも景品ですからね〜」とその時答えましたが・・・
それじゃ今回やってみよう!とソフビにモールド入れ直しとります(大変)
現在ワンダーパテにて皮膚の凹凸を製作中だす!
どこまで出来るか判りませんがまあ何事も練習と言う事で(は〜しんど)

2004/10/28
いざモールド作りと言っても大変です(汗)
これで現在アーティストパテ2個分(このパテ結構容量多いですよ)
毎日こつこつ盛り重ね。あ〜しんど。
以前GMKゴジラ製作中の大山竜さんを観察しとりましたけど、
見習っていざ作ってみると無茶苦茶手間。
プロは簡単にモールド入れているようですけど、
素人ではあんな作業できまへな〜(当り前)
長い時間の集中力、技術とセンスが必要。
ワテには細かいモールドまでは手がでまへん(キッパリ)
ソフビ製品よりも凹凸が出来た位で、逆によけい見栄えが悪くなったかも?(汗)
もう少し盛り付けて、タミヤのラッカーパテ(溶きパテ)にて表面をならして行こう!
 
 
2004/10/30
ゴジラはタミヤのパテMrカラーのシンナーで薄め、筆で表面に塗ってます。
まあ、分厚い塗料みたいなもんです。これで細かな隙間を埋めて荒隠し。
乾燥後リューターにて修正。さあこれからベース製作に塗装
・・・まだまだこれからや〜
2004/11/6
ゴジラもようやく下地完成。あ〜疲れた。
体表の8割位はパテ盛。やりすぎました(反省)これから塗装します。
ベースも作らんとあかん。 

2004/11/24
ベースもやっぱり作らなあかんのか・・・ん〜。
劇場公開前には完成させたいな〜。
 

2004/12/13
しばらくほったらかし過ぎました(汗)
息子は、前回作ったポスター版よりこっちの方がかっこいいと言ってますけど・・・。
ワテには、時間を置くと色々荒も見えてきて直し出すとキリがない、
でも早く完成しないと娘から場所取ると苦情が(汗)
ベース現在海を製作中。
海の下地に鉄道模型の水の表現が出来るEZウォーター使用。
これ細かいビーズのような樹脂をなべ等に入れて熱すると液体になり、
冷えると薄いグリーン色の透明の塊になる。
今回も上手く出来なかった(汗)早く固まりすぎる。
仕方ないので固まってから彫刻等で波を彫ってます。
上から仕上げにクリスタルレジンを流すとピカピカに輝く海になる。
これからリキテックスのハイソリッドジェルにて波の表現。
使用する色は、リキテックスの水性塗料
ジェルに混ぜると白い波や、炎が出来ます。

2004/12/15
リキテックス製水性塗料各¥150〜位?、ハイソリッド¥900〜位?
海に使用するEZウォーター ¥1100〜位?
海の仕上げに使うクリスタルレジン¥3000〜位?
金額はあんまり覚えてませんm(__)mあくまで目安と言う事で・・・
細々と結構かかっていると思いません?あれこれ揃えるといっぺんで財布が空(汗)
ベースの縁は前回と同じ、ホームセンターで購入した木製廻縁、無塗装品。
切り口を45度に切って張り合わせ。これに水性のニスで仕上げてます。
前回はとの粉を下地に塗って仕上げましたが、今回はとの粉は使ってません。
結果、使ったほうが綺麗に仕上がります(当たり前!) 
 
2004/12/15
12/16大阪へ舞台挨拶にくる北村監督
その時に渡す予定のファイナルウォーズ版ゴジラジオラマ2が全然製作できんぞ〜!
こうなれば、ナビオに展示中のゴジラを渡し、
今製作中の物を後日展示と言う身勝手な計画を検討中。
映画のついで見に来て頂く皆さん、ナビオの関係者の皆さんに迷惑を掛けないか?
色々問題があります(大汗)渡すとナビオに飾るゴジラが無なくなる!

2004/12/16
睡眠時間を削っても出来ません。
劇場にて展示していたジオラマを渡しました。

2004/12/19
ようやく完成!早速東宝ナビオの担当者のT氏へ連絡し無事又飾って頂きました。
担当者のT様ご迷惑をお掛けいたしました。
持っていくと、「今度のゴジラひと回り大きくなってません?」
「パテを体全体に盛ったので大きくなってるんですよ」
流石!!よくぞ気がついてくれました(泣)
顔は映画最新版のポスター版風に改造していますがどんなもんでしょうか?
(劇場ポスター1作目は振り向きバージョン。2作目は顔のUPとオールスター競演バージョン)
ポイントは眼が赤い!・・・それだけかい(笑)